依存症
*習慣を壊す=依存症脱却* 物質使用障害・依存症の特徴として、毎日のように同じ薬物・行動をとります。 このような依存行動は、習慣という理論で説明がつく。 そんな依存症の理論が存在します。 名前は、An adapted habit theory of substance use disord…
*お互いに影響しあう睡眠と依存症* 依存症では、頻繁に睡眠障害が報告されています。 薬物乱用によって、眠れないこともあるだろうし眠れないがゆえに、薬物乱用も考えられます。 睡眠と依存症にどんな関係があるのか解説していきます。 睡眠の影響は、ス…
*依存症と性格の関係* 依存症には、いろんなリスクファクターが存在します。 その中の1つに心理学的な要素があり、性格が含まれます。 実際に、どのような性格が依存症と関連しているのかこの記事でお話していきます。 依存症のなりやすい人の特徴につい…
*依存症の脳は頭が良すぎる* 「依存症=病気」という視点は、度々議論されます。 ただ、この視点では説明しきれないこともたくさんあります。 事実、信頼できる特定の生理学的マーカーは未だ見つかっていません。また、ほとんどの実験が動物を使っているた…
*運動依存症にないやすい運動の種類* 近年、何に対しても依存症化させる傾向が多い印象があります。 その1つの例として運動が挙げられます。 今回の記事は、運動依存症の有無・依存性が高そうな運動についての記事です。 運動のような、行動に対する依存…
人間の優れた能力が仇になる ストレスが依存症の発症・維持・再発に影響を与える可能性が動物を使った実験で示唆されています。これらを理由に、ストレスが様々な依存症の理論の発展に役立っています。 この記事では、その中の理論の一つを取り上げます。 ま…
*依存症の共通分母はドーパミン* おそらく、この記事にたどり着く人はすでにいろんな情報を得ていると思いますが、何か新しい情報があったら、嬉しいです。 特に、この記事関連のおすすめの本はここ最近で一番のおすすめの本です。 The Molecule of More: …
スイスチーズで依存症を理解する 依存症になりやすい人の特徴は挙げようと思うと正直、きりがなさそうです。 いろんな依存症が存在し、それぞれの依存症でリスクは異なります。 ただ、依存症のリスクを抱えている人でも依存症にならない人がいますよね。 ど…
基本的に依存症は、薬物の長期使用により脳回路に変化が起き、いろんな症状がでる「依存症=病気」として認識されています(Volkow et al., 2016)。 これは、薬を摂取することによる生理学的な変化ですよね。 ただ、行動嗜癖(行動に対する依存:ギャンブル…
酸化ストレスが肥満と食物依存症の鍵 肥満に対して、いろんな試みが行われてます。 カロリー計算 低炭水化物 高・低脂肪ダイエット ベジタリアン ビーガン 植物ベースダイエット 動物ベースダイエット これらのダイエット法が、基本的には間違っていると提言…
*スリップ と依存症の関係* ストレスと依存症の最終章ですね。序章; ストレスとは?1章; ストレスと依存症発症2章; ストレスと依存症維持期3章; ストレスと依存症再発 おそらく、読者様のなかでも断酒や弾薬の時期と再発の時期のループの経験がある…
*ストレスが依存症のすべて(依存症維持期)* ストレスが依存症に密接に関係しています。 この記事では、依存症を3つに時期に分けたうちの1つの維持期におけるストレスの影響についてです。 まだ、他のストレスに関する記事を読んでない方はぜひ、以下の…
*ストレスが依存症のすべて(依存症発症の時期)* ちょっと言い過ぎかもしれませんが、この記事を読み終わった後には、それなりに納得していただけると思います。 この記事では、ストレスが与える薬物摂取のそれぞれの段階に対する影響を説明します。大き…
*ストレスの要素* 依存症とストレスは非常に密接な関係があります。ストレスは依存症の最大の敵なので。 その記事を書く前に、ストレスについての記事を書きますね。 *ストレスの社会への影響* *ストレスと病気* *ストレスとは* *ストレスの大きさ…
*依存症は、自分の感覚に自信があるが不正確* これは、私の研究テーマですね。 たびたび、自分の呼吸・心拍・内臓動き・食べ物がおなかの中に入っている感覚を生活の中で感じることがあると思います。 アルコール依存症では、これらの自覚にずれがあります…
ギャンブル依存の診断基準から見えるもの 2018年でカジノ法案(IR整備法)が成立して、2022年中にIR開業の候補となる場所が正式発表しますね。 カジノに関連してくる病気は、ギャンブル依存症ですね。大雑把に説明していきます。 また、最後に記事関連のおす…
*遺伝と依存症* がんは遺伝するとよく聞きますよね。依存症は、どうなのでしょうか。遺伝子の細かい話はかなり複雑なのでできるだけ飛ばします。 *遺伝とは* *遺伝研究と依存症の問題点* *遺伝率はどのくらい?* *環境の影響* *まとめ* *記事関…
脳に電極を埋め込んで依存症を治療 現在、おそらく最も有効な治療方法は認知行動療法っぽい感じがしますが、 それ以外にも、アノニマスグループ(自助グループ)12ステップのような治療もありますね。 他には、薬物依存は薬物で治療する選択肢もあります。…
*アルコールと性生活* アルコールと我々の社会生活は密接な関係があります。 人間関係の間に、アルコールがあることが多々ありますね。 そして、恋愛関係においてもアルコールが隣り合わせである場合が多いと思います。 この記事では、アルコールが実際に…
*薬物依存と薬物以外の依存* 薬物依存は、いろんな例がありますよね。お酒、たばこ、ヘロイン、覚せい剤等。 薬物以外の依存は、ギャンブルですね。最近では、WHOがゲーム障害を病気として認めましたね(ICD-11; WHO, 2019)。 アメリカのAmerican Psychiatr…
*薬物が好きではなく、必須なものになる* 今回の記事では、依存症を病気として考える理論で神経生理学的な部分が基盤になっている理論をざっくり説明します。 依存症の理論は、大半がこの「依存症=病気」ですね。 依存症には、いろんな理論があると前の記…
*依存症は自由意志の行動* 依存症の理論を大半を占めているものは、神経生理学的な側面を持っているものですね。 脳の報酬系が影響を受けて、学習が発生してみたいな話です。 また、依存症=病気といった発想です。依存症が病気についての記事がいくつかあ…
* 他害と依存症の共通分母* この本知ってますか? <叱る依存>がとまらない 作者:村中直人 さん。 〈叱る依存〉がとまらない 作者:村中直人 紀伊國屋書店 Amazon www.youtube.com 聞いたことなかったので、「叱ること」と依存性について調べてみました。…
*2つの精神状態の認識* たまに、依存症で苦しんでいるの人に向かって「意思が弱い」って言ってる人を見かけます。 果たしてそうなんでしょうか?彼らは意思が弱いから薬物をやめられないのでしょうか。 私は、割と否定派ですね。その例をサクッと説明して…
*非力な自己コントロール能力* 依存症は、我々の意思に反した行動なのかそれとも、意志の元に行動しているのかが、法律作りの考慮されるべきと、議論されたりしています。 この記事では、依存症と自己コントロールについて説明します。 *依存症と学習* …
No.7 筋トレ後の筋肉痛の悪影響の可能性 最近、私自身が筋トレをしてる中でやっぱり、筋肉痛が発生して体の節々が痛いのがつらいなーっと思ってました。 そこで、ふと思ったのですが筋肉痛って依存症の誘発因子になりそうだなと。 サクッと調べました。 筋ト…
依存症とは、なにか大雑把に書きました。 色ついている場所読むだけでも、なんとなく意味がつかめるようにしてます。 今後、より詳しくいろんな依存症の理論を投稿します。 #依存症 #理論 #中毒 #禁酒 #禁煙
*環境要因と依存の関係* 薬物依存を理解するために、欠かせない内容はモチベーションの理解だと思います。 ほぼ、動機と薬物依存は共通の神経回路を持っているからです。 この動機にかかわっているメカニズムを理解する一つの方法が、Conditioned place pr…
* 衝動的な行動の抑制* 薬物依存は、衝動的な行動と表現されることが多いので、この記事では、その衝動を抑える鍵を説明します * 衝動的な行動の抑制* *コントロールできない=依存症* *前頭葉の役割と依存症* *前頭葉の発達とトレーニング* *ま…
* 自分決定権と薬物* 依存症治療や回復において自発性が重要視されることがあります。 実際に、なぜ重要視されるのか。この記事は、そんな内容を少し紐解いてみます。 ちなみに、依存症治療への自発性についての記事があるのでぜひ、読んでみてください。 …